2015年6月21日日曜日

冷やし◯◯始めました。

 西武線を利用していると駅や車内でとしまえんの広告を見かけることが多々ある。夏の時期になるととしまえんのプールに関するを目にする機械が増える。毎年奇抜な広告で宣伝している。今回は2008年のとしまえんプールの広告について見ていきたい。それがこちら。



冷やし温水。このコピーライトに全てが集約されている気がする。もちろん写真の方も十分インパクトがあるが。俳優の温水洋一が水着で浮き輪を使ってプールで流れている(?)というモデルがプールで満喫しているという変なところはないはずの設定だ。だが、温水洋一を起用することによってとてもインパクトのある物へと変化する。まずは温水氏というキャラ。中年おじさんが一人でプールに佇んでいるとうのがシュールな雰囲気を感じさせる。そして氏の名前だ「温水(ぬくみず)」というプールとは全く逆の言葉を採用するでギャップを感じさせることができるようになるのだ。冷やし温水、というのも夏場が近づくとよく見る「冷やし中華始めました」に通じるものがある。というよりそれを意識しているはずだ。

 温水氏のシュールな姿、プールと真逆の言葉、季語を感じさせるコピー。この三つが合わさることでインパクト大の広告が出来上がるのだ。としまえんのプールの広告は毎年モデルを変えてをやっているのだが他の広告についてはいつか触れていきたいと思う。

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