2015年6月17日水曜日

ひまのプーさん

 通学中に利用する地下鉄のドアにこんなキャラクターがいた。



初めて見た瞬間、とあるキャラクターに似ていると思った。それはくまのプーさんだ。


言わずもがな似ていると思うところはあるだろうが、詳しく二つの共通点と見られるところを述べていきたい。

 まずは体型、耳や体の丸っこさがどことなく似ている。次に体色、濃さは違うが両者黄色というところが一致している。そして着こなし、両者ともに上半身にしか服を着てないというところ。以上を持って出た結論は地下鉄のキャラは明らかにプーさんを意識したパクリ、ということだ。黄色の体色のくまのキャラクターなどプーさんを除けばほとんどいない、それに上しか服を着ていないのもプーさんぐらい、とキャラの特徴がまるっきりプーさんと同じなのである。仮に地下鉄のキャラがくまでないという設定だとしてもあまりくまに見えないプーさんと似たシルエットをしていればくまでなくてもパクリに認定されてしまうだろう。

 パクリのことはひとまず置いておいて、このキャラ(くま?)の表情について解説していきたい。開閉するドアについての注意書きの説明なのになぜ笑顔なのだろうか。もっと危機感を煽りべきだろう。画像を見ると指を指している。指している方向は書き込まれてはいないがドアの方角なのだろう。それに対しての視線がなぜか指している方向の真逆かつ下向きだ。一体何を見て何に注意を呼びかけているのだろうか。シンプルさを考えているのか知らないが指差す方向にドア、目線は乗客に、という配慮は考えなかったのだろうか。

 キャラクターデザインはパクリ、注意を訴えかけるキャラなのに緊張感に欠けた間抜けヅラ、と色々とダメダメなのではないだろうか。パクリを除いても需要な呼びかけである注意にデザインを集中すべきだと思った。

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