2015年7月31日金曜日

ニテマスとモデルしゃ というおはなし

 今回はきかんしゃトーマスとそのモデルの車両の形を見ていきたい。

ご存知タンク機関車のトーマス

モデルの蒸気機関車LB&SCR クラスE2型
両者を比較するとぱっと見だと同じ形、確かにモデルとそれを元に作られたものだと分かる。両者の違いを見ていこう。モデルの方のLB&SCRはボイラーの回りにポンプらしきものや器材などが付いているがトーマスにはそれが全く見られない、トーマスの方には装飾のようなデザインがされている。これはフィクションの機関車であるということだからであろうか。煙突やドームの形はトーマスの方が若干細長い、全長もトーマスの方が短かく締まったようにも見える。LB&SCRをモデルにしているだけであって完璧に同じというわけではなく、そこからアレンジを加えて別の機関車、キャラクターへと転身をしているということだ。

 前回あげた5形蒸気機関車とこのLB&SCRにおけるイギリス製機関車の共通点があるか見てみよう。

5形蒸気機関車
別の会社で造られたものだがやはりボイラー、ドームそして機関室の窓、出入り口の形が酷似している。これはイギリスだけではなくヨーロッパにおける機関車の共通点の可能性もあるのでそこについてもいつか調べておきたい。

5形蒸気機関車は日本に輸入されて使用されていたが全くそのままというわけではなく、連結器の形が日本の鉄道のものになっていたり、国鉄では仕様がなかったのか車止めもないなど使われる国によて仕様やデザインが一部変更されているということもあるのだろう。


 話をトーマスに戻そう。きかんしゃトーマスはなんと実際この地球上で走っているらしい。本場イギリスだけではなくなんと日本でも!イギリスのトーマスと日本のトーマス、この二車を次回は取り上げたい。

2015年7月29日水曜日

きかんしゃニテマス

 私は西武池袋線をよく利用するのだが、保谷駅手前にある保谷車両管理所を通る時にいつもカバーに包まれた機関車らしきものを見る。この正体は何なのかと思い調べるとやはり蒸気機関車だった。5形蒸気機関車5号機といい、武鉄道の前身の川越鉄道で使われていたものとのことだ。

イベントでお披露目されている5形蒸気機関車5号機。

 この機関車、カバーに包まれていても形がそれなりに分かっていたのだが、アレにとてもそっくりだと私は思った。「きかんしゃトーマス」にだ。

汽車の絵本を原作としたトーマス。
模型とジオラマによるストーリーはよくできていた。
今はフルCGアニメという愚の骨頂で続けている。

煙突、ドームの位置や形などのシルエットがそう見えてくるからだ。トーマスは(モデルの機関車)はイギリス製なのだがそれも相まっているのだろう。国産の機関車はどうだろうか?


日本でポピュラーであろうタンク機関車のC11。
大井川鉄道などで今も走っている。

トーマスと同じタンク機関車で比べてみると煙突は短くボイラーの回りは装飾(?)やパイプでゴテゴテしている。ドームも二つあり、車輪も多いなど全体的に武骨で力強そうなデザインだ。これはこれでカッコイイのだがイギリス製のはスッキリしたデザインなところもなかなか良い。お国柄が機関車にも表れているということだろうか?

 調べたところ、5形蒸気機関車はトーマスのモデルではなかったがイギリス製のタンク機関車としての特徴は共通していた、ということはわかった。次回はそのトーマスのモデルとトーマス本体の比較について書いていきたい。

2015年7月24日金曜日

ペット育成機〜

 今回はたまごっちシリーズの番外編ともいうべき商品「ドラえもんっち」と「ドラミっち」の外観を見ていこう。


このに商品はドラえもんのキャラクターを育てられるといういわばたまごっちとドラえもんのコラボ商品だ。コラボのたまごっちは他にもあるが、この二商品のように全面的にアピールしているのはシリーズを通しても珍しい。


この二つはたまごっちシリーズではあるが、名前にはその名が入っていない。だからなのか形がドラえもんとドラミちゃんの顔を模したデザインになっている。基本の形は一緒だがドラミには上部にリボンを模したデザインが施されている。タマゴ型だったたまごっちとは大きく違う点だ。共通点をあげるとするとボタンが三つあるというところとボールチェーンが備え付けられているというところぐらいだ。キャラクターの顔の形をしているだけではなくなんと鈴がついているのだ。


確かにドラえもんにもドラミにも鈴はついているが、ここまでする必要があるのか?とつい思ってしまうがあった方が多少可愛げが出ているのではないのかとも考えられる。もし鈴が付いてないとただの頭もしくは生首に見えてしまうので鈴があった方が良いうのかもしれない。肝心のゲーム画面の方は口の中にデザインされている。ドラえもんは大きく開いた口の中に、まだ納得出来る。が、ドラミの方は画面サイズに無理やり開いた口にデザインされているよう見える。おかげで間抜けな面構えをしている。元のドラミを見るとドラえもんほど口が大きくないようなのでそこを考慮しているのかもしれないがもう少し口の形自体をどうにかできなかったのではないだろうか。

 自分が修正を加えるとして一つ考え付いたのが顔のデザインだ。ドラえもんもドラミも漫画やアニメに近い顔のデザインだ。ドラえもんっちのパッケージを見るとドラえもんに登場するキャラクターがゆるーい感じなオリジナルのキャラデザで書かれている。この感じのデザインで作った方がいいと思うのだ。せっかくのコラボでオリジナルのデザインがあるのならそこをもっと商品自体に使っていった方が面白いだろう。少し変わったところで形自体はドラえもん、ドラミの形をしているので誰にでもわかるだろうし。

2015年7月22日水曜日

後から兄弟No.1

 前回はウルトラマンとウルトラマンジャックが類似していることについて述べた。今回はまた別のウルトラマンに似ているキャラクターのデザインを見ていこう。それがこのゾフィーである。

ウルトラマン最終回にて初登場のゾフィー。(当時はゾフィ)

ゾフィーはウルトラマンの同族(後に上司となる)として登場した宇宙人である。同族ということで似たようなデザインになったのだろう。全く同じ姿形をしていないのは我々人間が個々によって違う容姿をしているのと同様なのだろうか。

ゾフィーの全体像。彼の名前はあくまでゾフィーであり、
ウルトラマンゾフィーという呼称は滅多にない。

比較のために帰ってきたウルトラマン。


ゾフィーとウルトラマンのデザインを比較してみよう。ゾフィーの大きな特徴は胸と肩についているイボイボのような突起物だ。これは当初はゾフィーの設定はウルトラマンの兄ということだったそうで「ウルトラマンの兄なので何か付け足したデザインにしてくれ」という注文に対してウルトラマンのデザインを担当した成田亨氏が応じたことによって出来たものだ。放送当時には特に意味のあるものではなかったのであろうか。このことについては後述する。また赤い部分はジャックのように外側に赤いラインがなぞられているが比率や形などはジャックよりウルトラマンに近いデザインだ。これはゾフィーのスーツがウルトラマンのスーツを流用して作られたからである。同一人物の予定から別人として生まれ変わったジャックと違い、ゾフィーは別人の設定だがウルトラマンのスーツを使用しているというなんとなくだが面白い経緯だ。ウルトラマンの兄という初期設定を考えればそっくりなデザイン、スーツの流用も納得のいくものであろう。

 先ほど説明したゾフィーについているイボイボだが、これはのちにスターシンボル勲章であるという設定がつく加えられている。ゾフィーの役職は宇宙警備隊隊長というものなのであるからだそうだ。


こちらは海軍将校の画像。軍服に様々な勲章が付けられている。胸元に勲章はあるが肩にはない。だが派手な装飾があり、これが勲章の一つに見えななくもない。後付けとはいえゾフィーの突起物はこの肩と胸元の装飾と照らし合わせても違和感があまりないとも言えなくはないだろうか。

昭和シリーズだと客演のウルトラマンは噛ませ扱いなので隊長である
ゾフィーもこのざまである。この戦いでゾフィーは戦死する。
初登場が死んでしまったウルトラマンを甦らすためだったのに対して
この活躍はあんまりではないだろうか。後にちゃんと復活します。

2015年7月21日火曜日

比べてみたぞウルトラマン

 私は小さな頃からヒーローものが好きだ。小さな頃はウルトラシリーズが特に好きだった。ウルトラシリーズといえば代表は「ウルトラマン」だ。

怪獣ベムラーと戦うウルトラマン(左)

キャラクターもののシリーズにはよく似たキャラクターが存在することがよくある。このウルトラマンによく似た「帰ってきたウルトラマン」がその一つだ。

怪獣ツインテールと戦う帰ってきたウルトラマン(左)

帰ってきたウルトラマンはウルトラシリーズ4作目でウルトラマンより後発のものとなる。なぜ似たようになってしまったのかというと、製作開始時は帰ってきたウルトラマンは故郷に帰ったウルトラマンが再び地球を守りに帰ってきた、というタイトル通りの設定だったのだ。だがその案はボツになりウルトラマンと帰ってきたウルトラマンは別人ということになってしまった。帰ってきたウルトラマン本来のデザインはウルトラマンのリ・デザインで、その名残なのだろう。

ウルトラマン、帰ってきたウルトラマンとの客演時には
初代ウルトラマンと呼ばれることがあった。

帰ってきたウルトラマン、かつては初代ウルトラマンと区別するために
ウルトラマン二世、新マンと呼ばれていたが後にウルトラマンジャック
という正式名称を授かっている。

ウルトラマンを基準に帰ってきたウルトラマン(以下ジャック)のデザインをみていこう。ジャックは赤のラインの外側に細い赤のラインがデザインされている。足と腰周りの赤の部分の面積が違う。首の色が赤だったウルトラマンに対してジャックは銀。胸の銀のラインが細く体の下方向を向いていたウルトラマン、ジャックは銀のラインが太く胸中心部のカラータイマーに向かっている。顔のデザインだとウルトラマンは目の端の方に寄り目に見えるような感じでスーツに覗き穴が備えられている。ジャックはその穴が目立ちにくくなっている。などなどパッと見では同じでもよく見ていくと違いは出てくるのだ。

 ウルトラシリーズをよくわからない人にとっては説明しても違いがわからないという人が多いだろう。なのではっきりとわかるジャックの特徴を説明しよう。


ジャックの左腕には「ウルトラブレスレット」という武器や防具になる万能なアイテムが装備されているのだ。これは作中の序盤と中盤の間に付け加えられたものだ。ウルトラマンとジャックが共演しているところを見たら左腕に注目しよう!ブレスレットが細くて見づらい?わたしの知ったことではない。昭和シリーズだと装備していないことがあったりするが…。

2015年7月18日土曜日

ビックラ

 家にビックロの袋があった。その袋には大きなロゴが印刷されていた。


ビックロはビックカメラとユニクロが共同経営している店舗だ。名前もまんま合体させてできたものだ。ではロゴの方はどうなのだろうか、ビックとユニクロのロゴを見て比較してみよう。



名前と経営方針が違う二社だが、ロゴの方に共通点があった。両社とも赤の正方形に白の文字を入れたものとなっている。さすがにフォントまではかぶっていないが。それを利用したのかビックロのロゴも赤の正方形に白の文字でデザインされている。フォントの方はなんとユニクロのフォントと同じ使用になっている。これはなぜなのだろうか。調べてみると、ユニクロ調のロゴとビック調のロゴの2種類あるとのことだ。上記のがユニクロ調のロゴである。ビック調のはどういったものか見ていこう。



横文字のデザインかつフォントはビックカメラのロゴと同じものとなっている。


このロゴを参考にしたのだろう。

 一方のロゴは片方に合わせ、もう一方の方はもう片方に合わせたということだが赤い四角と白い文字というせっかくの共通点が立ったのだからフォントをそれぜれに合わせたものを2種類作ればよかったのではないかと個人的に思う。後者の方はビックカメラの特徴しかなくユニクロ成分が皆無なのでもう少しどうにかならなかったのだろうか。どこか残念である。

2015年7月14日火曜日

X4

 最近自分の中で再熱しつつある「ロックマンX」シリーズ。その中でもロックマンX4は媒体によってパッケージデザインが違うという珍しい手法を取っている。



同時発売されたプレステ版とセガサターン版(以下PS、SS)のパッケージを見ていこう。上の画像がPS版のパッケージだ。主要人物が集合しているという王道なデザインになっている。このキャラクター集合のデザインは過去作でも行っているもので、シリーズものの伝統とでもいうべきところだろうか。

ロックマンX3パッケージ、
4以前は会話をするキャラが少ないため
ボスキャラたちと集合のデザインになっている。

今度はSS版を見ていこう。PS版や前作と違い一人のキャラが暗い背景に立っているというアウトローでダークなイメージなデザインだ。このキャラは主人公のロックマンXではなく前作まで主人公を補佐などしていたサブキャラクターのゼロである。その彼がなぜ単体でパッケージを飾ることになったのか?それはゲームの内容に関係あるのだ。X4では今まで本格的に操作ができなかったゼロをプレイアブルキャラとして使えるようになったのだ。Xとゼロのどちらかを選んでプレイするため、ゼロも4では実質主人公なのだ。それをアピールする為にゼロを単体で表紙を飾ることにしたのだろう。本来の主人公であるXを差し置いてソロでやっていることに反感を持つものもいたようだが、ゼロが使える記念すべき作品であるのでこれぐらい良いんではないかと私は思う。ゲームをやってしまうとゼロ単体の方がむしろあっていると感じてしまう。

 FF2の記事で話したようにゲームの内容を見てからロゴやパッケージのデザインを考えた方が良いと言ったがこれはその理にかなっている。PSに集合、SSにゼロ単体のを当てはめたのか、そこが疑問だがこれに関しては製作スタッフに聞かないとわからないままなのだろう。

2015年7月12日日曜日

ゲーム中に

 先日、友達がゲームキューブを模したパッケージのデザインを製作していた。その時にゲームキューブのロゴを調べてるのを見て、考察のネタになるんじゃないかと思い今回はゲームキューブのロゴを取り扱いたい。



ゲームキューブのロゴは立方体をGの形になるようにくり抜いた形をしている。そのくり抜いたラインはCの形になっている。これはゲームキューブの頭文字GとCを表している。その中央はさらに立方体が象られている。外側と内側このキューブはゲームキューブの本体の形を表している。


商品の形をしただけではなく、その形を生かして字のロゴも入れているところが素晴らしいデザインだと思う。立方体は立体、文字は平面だがその二つを上手いこと融合させているところは今後のデザインを学んでいく上で参考にしていきたいと思う。

2015年7月10日金曜日

ホットケピカチュウ

 携帯育成ゲームといえばたまごっちが元祖である。このゲーム機に影響されてか他メーカーも携帯育成ゲームを販売するようになった。今回は任天堂から発売された「ポケットピカチュウ」を見ていこう。


 ポケットピカチュウのデザインを見ていくので欠かせないのがゲームボーイのデザインだ。


ご覧の通りポケットピカチュウはゲームボーイのデザインをそのまま踏襲している。同社製品同士だから、という言葉で済まさないよう色々と考察していきたい。まずなぜゲームボーイと似たデザインなのか?任天堂の携帯ゲーム機といえばゲームボーイ、当時のポケモンのゲームソフトはゲームボーイを中心に展開されていた、たまごっちのパクリと思わせないようにするため、この三つが理由として考えられるのではないかと思う。

 ただ単にゲームボーイを小さくしたというわけではなく違う箇所も存在する。大きな違いをあげるとポケットピカチュウはゲームボーイと違い下の方向に据え広がっているのだ。これはサイズが小さいため持ち手部分は持ちやすいようにするための考慮ではないかと考えている。また携帯ゲーム機特有のリセットボタンが表面に設置されているところだ。大抵の携帯ゲーム機は裏面にリセットボタンが設置されているのになぜなのか?それはポケットピカチュウの裏側のデザインが関係している。


ポケットピカチュウはデフォルトでキーホルダーやストラップが付いていない代わりに裏側がクリップとして使用できるデザインになっているのだ。そのためにリセットボタンを表につけたのではないのだろうか。

 このように別商品に形を流用してもサイズや機能面の内容によってデザインが所々変わっていくということになることが分かった。

 ちなみにポケットピカチュウは液晶がカラーになり赤外線通信など機能面もパワーアップしたポケットピカチュウカラーがある。またポケットピカチュウカラーの中身をサクラ大戦に変えたポケットサクラという姉妹品も存在する。


2015年7月6日月曜日

オッス!でざいんはでーじだぞ!其ノ超

 先日、アニメ版ドラゴンボールシリーズ最新作「ドラゴンボール超」が放送された。そのタイトルロゴがこれだ。

        

今回のロゴの「DRAGON BALL」の部分はドラゴンボールZのロゴと似ている。


比較しているとOの形と大きさが若干違うが意識して似せているのは間違いないだろう。Zのと違うのは文字の彩色に陰影がかかっているところだ。デザイン技術の進歩によるものだろうか。最新作では「超」が付いているわけだが、個人的にこの超のせいでロゴがダサく見えてしまっている気がする。理由は漢字だからということではなくフォントだ。Zの時は角ばった主張の激しいZがロゴ全体を際立たせていたが、超は大きさがあまり大きくないうえに走るの部分の特殊な形がインパクトを減らしているように見える。この特殊な部分をなくしもう少し角ばりをつけ大きさをつければカッコ良くまとめ上がるのではないだろうか。

 せっかくZを意識したフォントなのだから漢字であっても超の部分はZに合わせた形を作った方がよかったのではないかと私は思う。

2015年7月4日土曜日

上等なふりかけ

 私はふりかけでご飯を食べるのが好きだ。ふりかけの中でもかつおをの「おとなのふりかけ」のが特に好きだ。そのおとなのふりかけのパッケージがこちらである。




そもそもなぜ商品名に「おとな」が入るのか?調べてみたところ発売された当時はふりかけは子供の食べ物、12歳を境に食べなくなっていくという調査結果があったため、大人でも味わえる美味しいふりかけを目指すためにこの名前に決まったらしい。そこを強調するためか「おとな」のところには圏点がふってありサイズも大きめだ。パッケージの見出しのほとんどが明朝体系のフォントになっているがこれも「おとな」の雰囲気を出すために使用されたのであろう。ゴシック体系だと軽く見えてしまうのだろうか?ということでゴシック体で打ち込んでみた。


見てみると軽くはないが、「おとな」という雰囲気があまり感じられない気がする。セリフがあり筆書きのような書体の方がおとなの文字に見えて来る感じといったところか。

 写真の方も黒の茶碗にふりかけご飯が入っているという一見シンプルなものだが、周りを黒のグラデーションにしてあるためなんとなくだが高級感が漂っている。リッチでシックな感じといえば良いのだろうか。


 おとなが書くような文字、おとなが食べているような高級感、このダブルのデザインでおとなのふりかけのパッケージは出来上がっている。そしてこの効果によって子供からお年寄りまでに選ばれて食べ続けられているのだろう。実際味も申し分ない。

2015年7月1日水曜日

どらにこぷん

 現在、続編が途絶えてしまい存在も危うくなっている「ザ・ドラえもんズ」。そのメンバーの一人、ドラニコフについて述べていきたい。

 ドラニコフはドラえもんと同じ猫型ロボットのはずなのだが彼の大きな特徴は狼男に変身できることだ。猫型ロボットなのに狼男。全く訳がわからないので彼の姿形を見ていこう。




上の画像が普段のドラニコフで下が狼男状態のドラニコフだ。口元を隠しているマフラーは劇中だと狼男にならないと外れないらしく普段の表情はわかりづらい。だが顔つきやシルエットはドラえもんのそれに酷似している。違うところといえば、服を除くと犬耳のような耳がついているところだ。ドラえもんに昔ついていた耳はほぼ三角形だったのでそこで猫と狼の差をつけているのだろうか。狼男状態だと口元がはっきりとわかる。イヌ科のような口の形、牙などが備えられている。こうなると猫型ではなく狼(っぽい)と言えるだろう。ちなみに画像だとわからないが尻尾もイヌ科風のものとなっている。

 普段は猫型、目覚めると狼とこんな風にドラニコフは1度で2度美味しいキャラクターとして設定されたのではないのかと推測してみる。またドラえもんの原作コミックで「オオカミ男クリーム」を使用したドラえもんの姿がドラニコフに酷似しているのでそちらを参考にしてドラニコフがデザインされたのではないだろうか。