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筆者はこっちの方が好き。 |
このお菓子は両者ともリング状の形をしているのが一番のポイントだ。その形をアピールするために指にお菓子がはまっているというコンセプトになっている。ポテコのお菓子の形は穴が狭いため指の先に一個だけはまっている程度だ。一方なげわの方は穴が広く幅が狭いためか三個も指に通っている。これは本物の投げ輪を見立てているのだろう。
次に両者の手と指の形の違いを見よう。ポテコはお菓子が深く指に入らないことを意識してか指が太めだ。ポーズはアロハみたいなのになっているが、これはただの指差しポーズのなげわとの違いを表すためだろうか。なげわのほうはポーズが先程言ったものだが指の太さがポテコと比べてスマートになっている。これもお菓子の特徴をアピールするための策なのだろう。
背景の色はポテコが白、なげわがオレンジ(画像だと分かりづらいが)となっている。これはそれぞれの味、塩とコンソメのイメージに合う色で決めたということだろう。味の種類を記したロゴも塩だと海と波、コンソメは野菜スープ入りの鍋となってるなど味の表記にも力を入れていることがうかがえる。
キャッチコピーは両者ともほぼ一緒だが、形が違うためか食感を表すオノマトペの部分が違っている。
最後に両者とも右下に原材料であるジャガイモの画像がプリントされている。形、味、食感、そして原材料とポテコとなげわにの要素が全て詰まったてんこもりなパッケージだ。個人的にはポテトチップスほど芋を食べているという感じはしないのでここまで載せなくてもいいのではないかと思う。しかしポテトからこんな形のお菓子になるんだぞというアピールをしたいというのが会社側にあるのならばこれが正解なのかもしれない。
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