2015年7月29日水曜日

きかんしゃニテマス

 私は西武池袋線をよく利用するのだが、保谷駅手前にある保谷車両管理所を通る時にいつもカバーに包まれた機関車らしきものを見る。この正体は何なのかと思い調べるとやはり蒸気機関車だった。5形蒸気機関車5号機といい、武鉄道の前身の川越鉄道で使われていたものとのことだ。

イベントでお披露目されている5形蒸気機関車5号機。

 この機関車、カバーに包まれていても形がそれなりに分かっていたのだが、アレにとてもそっくりだと私は思った。「きかんしゃトーマス」にだ。

汽車の絵本を原作としたトーマス。
模型とジオラマによるストーリーはよくできていた。
今はフルCGアニメという愚の骨頂で続けている。

煙突、ドームの位置や形などのシルエットがそう見えてくるからだ。トーマスは(モデルの機関車)はイギリス製なのだがそれも相まっているのだろう。国産の機関車はどうだろうか?


日本でポピュラーであろうタンク機関車のC11。
大井川鉄道などで今も走っている。

トーマスと同じタンク機関車で比べてみると煙突は短くボイラーの回りは装飾(?)やパイプでゴテゴテしている。ドームも二つあり、車輪も多いなど全体的に武骨で力強そうなデザインだ。これはこれでカッコイイのだがイギリス製のはスッキリしたデザインなところもなかなか良い。お国柄が機関車にも表れているということだろうか?

 調べたところ、5形蒸気機関車はトーマスのモデルではなかったがイギリス製のタンク機関車としての特徴は共通していた、ということはわかった。次回はそのトーマスのモデルとトーマス本体の比較について書いていきたい。

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