2015年7月4日土曜日

上等なふりかけ

 私はふりかけでご飯を食べるのが好きだ。ふりかけの中でもかつおをの「おとなのふりかけ」のが特に好きだ。そのおとなのふりかけのパッケージがこちらである。




そもそもなぜ商品名に「おとな」が入るのか?調べてみたところ発売された当時はふりかけは子供の食べ物、12歳を境に食べなくなっていくという調査結果があったため、大人でも味わえる美味しいふりかけを目指すためにこの名前に決まったらしい。そこを強調するためか「おとな」のところには圏点がふってありサイズも大きめだ。パッケージの見出しのほとんどが明朝体系のフォントになっているがこれも「おとな」の雰囲気を出すために使用されたのであろう。ゴシック体系だと軽く見えてしまうのだろうか?ということでゴシック体で打ち込んでみた。


見てみると軽くはないが、「おとな」という雰囲気があまり感じられない気がする。セリフがあり筆書きのような書体の方がおとなの文字に見えて来る感じといったところか。

 写真の方も黒の茶碗にふりかけご飯が入っているという一見シンプルなものだが、周りを黒のグラデーションにしてあるためなんとなくだが高級感が漂っている。リッチでシックな感じといえば良いのだろうか。


 おとなが書くような文字、おとなが食べているような高級感、このダブルのデザインでおとなのふりかけのパッケージは出来上がっている。そしてこの効果によって子供からお年寄りまでに選ばれて食べ続けられているのだろう。実際味も申し分ない。

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